メガネ手帖

メガネ手帖

メガネが綴る日々の出来事、妄想、空想、よしなしごと

歴史に名は残らなくても、僕は覚えてる

コンタクトを発明したのはレオナルド・ダ・ヴィンチだ、という記事を読んだ。この時点で、「あれ?そうなの?」って思った人いません?僕は思いました。「そんな昔からあったの?」って。

よくよく見てみると、初めて「目の中にレンズを入れたらいいじゃん」っていう説を考えたのがダヴィンチだった、ということで、実際に作られて実用化されたのはそのもっと後ということだった。

ここに、僕は悲しみを禁じえない。

だって、コンタクト作った人ってたぶんすごい苦労したはず。プロジェクトXみたいな感じで難題にぶつかって、それでも不屈の闘志で挑戦して、みたいな感動のストーリーがあるはずだ。これが完成したら俺ってすげえ、とか「歴史に名を残せる!」とか想像したりして、1人悦に入ったりして。

ところが、出来上がってみたら「コンタクトはダヴィンチが作った」とか言われてる現実。

「あれ?俺じゃないの?」

って思っている人がどこかにいる。 なんてかわいそうなんだろう。 僕は、あなたのことを、絶対に忘れない。名前知らないけど。