メガネ手帖

メガネ手帖

メガネが綴る日々の出来事、妄想、空想、よしなしごと

技巧派ピッチング

ここのところ、微妙な遅刻を繰り返している。

勤務場所が変わり、微妙に遠くなったのだが起きる時間を変えていないため、「急いで用意して、微妙に遅れる」ということになってしまっている。社会人たるもの、これではいかん。

とはいえ、起きる時間を早めるのはイヤだ。しんどい。ではどうすればいいのか、こういうことは一生懸命考えたくなる。

よく「不良がおばあちゃんの手を引いて歩いていた」という話で 「アイツはいい奴だ」ということになる、という話がある。 この原理を利用すれば、毎日真面目に起きて出社しなくてもいいのでは ないだろうか。

つまり、こういうことだ。しばらくこの「微妙に遅刻」を繰り返し、次第に出社時間を遅くさえしていくのだ。そうすると、徐々に「あいつは遅刻ばかりしている」という「遅刻キャラ」を確立することができる。

それが浸透したタイミングで、今度は急に出社時間を早めるのだ。するとどうだろう、「あいつは最近頑張っている」ということになるに違いない。僕の評価はウナギのぼり、出世も夢ではない。

130km/hの速球を投げれるのに、あえて90km/hのスローボールを数多く 織り交ぜることによって、130km/hの速球を効果的に見せる。プロ野球選手で言うところの、「技巧派ピッチング」ってやつだ。

まぁ僕はサボってるだけですけど。何が技巧派だ。