メガネ手帖

メガネ手帖

メガネが綴る日々の出来事、妄想、空想、よしなしごと

イメチェンへの道

「髪型を変えてみたら?」

という指摘を受けた。思えば小学生の頃からほとんど変わっていない。細部に変化はあるものの、たいてい短い髪で少し立てぎみ、みたいなそんな感じの髪型だった。

変えるとすれば、どんな髪型がいいのだろうかと考えてみた。おそらくは、「相手にどんな印象を与えたいか」で決めるのがいいのだろう。若くて元気な印象を与えたい、とするならばやはり「スポーツ刈り」、ちょっとワイルドな印象にしたいなら「ウルフ」、パンキッシュなイメージに仕上げるなら「モヒカン」といった具合だ。

さて、では僕は相手にどんな印象を持ってもらいたいのだろう。

そういえば、昔からわかりやすいタイプだと思われがちなので、 「ちょっと謎めいた雰囲気を持った人」なんかに憧れている。 ここは一つ、「謎めいた印象を与える髪形」を目指してみようではないか。

謎めいていると言えば、七三分けだ。皇太子様を見れば一目瞭然だ。真面目な印象を与えつつ、どこかしらコミカルな雰囲気が漂うスタイル。七と三の絶妙なバランス感が、見る者を不安にさせることうけあいだ。

それなら、『七二分け』というのはどうだろう。七三分けに通じるシリアスな雰囲気に加え、「…あと1は?」という不思議さを兼ね備えたマジカルな髪型。

あるいは、『七四分け』。ひたすらモッサリしてる。MOSSARI STYLE。