メガネ手帖

メガネ手帖

メガネが綴る日々の出来事、妄想、空想、よしなしごと

温もりに抱かれて

今朝からぐっと冷え込んでくるらしい。実際、寒くなってきたからもう布団から出たくない。

って思ってましたが、なんか布団の方も心なしかいつもより暖かい気がする。ひょっとしたら、僕が布団から出たくないのではなく、布団の方がさみしくて僕に出て行って欲しくないのではないだろうか。

僕 「俺…もう行くよ」
布団「そう…仕方ないわね…。ふふ、私、あなたが出て行かないように、いつもより少し暖かくしていたのよ…」
僕「お前…」
布団「ダメね、土曜日のクセで…いいのよ、気にせず行って」
僕「…すまん…」

というやりとりを頭の中に描いて朝支度を始める。なんか寂しい未亡人みたいな設定になってしまったな…もう少し改善の余地あるな…って思ったけど、正すべきところはそこではない。僕の頭だ。