メガネ手帖

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メガネが綴る日々の出来事、妄想、空想、よしなしごと

選挙制度改革

全国で選挙が行われているが、軒並み投票率は下がっているようだ。

気持ちはわかる。「どうせなにも変わらないんだろ」そう思った瞬間に選挙なんて無駄だと思ってしまうかもしれない。だがしかし、だ。例え何も変わらないとしても、「ただ見ているだけ」と「何かをした」という差は歴然だと思う。環境問題もしかり、自分一人ができる事から始めることが大切なのだ。

  

とは言っても、今みたいなメッセージはもう言われ過ぎてる。「選挙行こうよ」「エネルギーを大切に」これらはもうブームと言っても過言じゃないと思う。強制されれば逃げたくなるのは人の心理。今の若者は「選挙に行こう」と言われ過ぎてしまったせいで、余計に行きたくなくなってしまったのではないだろうか。

つまり「選挙が追ってくる」から逃げたくなるのだ。 なら逆に、「選挙が逃げていく」というのはどうだろう。 逃げれば追いたくなるのは人の心理。具体的には、投票箱を背負ったおっさんが選挙期間中、選挙区内を逃げ回るというシステムだ。

そのおっさんを捕まえないと投票できない。するとどうだろう、今までバラバラだった若者の心は一つに。「いたぞ!そっちだ!」「回りこめ!」手と手を握り、必死でおっさんを捕まえるために協力する若者たち。投票率はうなぎ昇り、政府ははやくこのシステムを導入するべきだ。

ポイントはおっさんのセレクトだ。あまり情けないおっさんだと親父狩りのようになってしまうし、室伏のようなおっさんだと誰も捕まえようなんて思えない。適度にユーモアがあり、ある程度の素早さを兼ね備えたおっさんである必要がある。

そこで、このおっさんを誰にするか、選挙を行おうと思う。