メガネ手帖

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メガネが綴る日々の出来事、妄想、空想、よしなしごと

偉大な古代

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お久しぶりです&明けましておめでとうございます。
突然ですが、来週に休暇を取ってエジプトに行ってきます。

ものすごく楽しみ。でも不安もある。安全性とかそういう不安もあるけど、「楽しみきれなかったらどうしよう」という不安が頭をよぎってる。

なにしろ古代文明のメッカだ。普通にピラミッドとか見ても感動するんだろうが、歴史に造詣が深いほどその楽しみ方も奥が深まるというもの。できるだけ楽しめるように、付け焼刃で古代文明に関するビデオを見たり本を読んだりしてるのだが、しょせんは付け焼刃である。その真髄を本当に楽しめるのかどうか心配です。

最悪の場合、「すげー」とか「でけー」とかそれくらいの感想しか持てないかもしれない。それはダサい。全然エレガントじゃない。やはりここは一つ、「古王国時代の息吹が感じられるよね」とかそんな感想を持てるようになっておくべきだと思う。

というわけで、ここ最近は電車の通勤中はずっとエジプトの本を読んでる。でも読めば読むほどわからなくなる。とにかく王様が多いし、宗教も多様だし、どの時代に誰がどの遺跡を作ったのか、全然頭に入ってこない。

次第に焦ってくる僕。このままじゃエレガントな男になれない。

いや、そもそも遺跡ってもっと偉大なものだろう。僕がちょっと覚えたこざかしい知識なんか吹っ飛ばしてくれる、そういうもんじゃないのか。だいたい、「古王国時代の息吹が感じられるよね」とか中途半端な知識をひけらかしてるヤツなんてキモイに決まってる。

そうだ、きっとそうに違いない。というか、そうでなきゃ遺跡とは呼べない。いろんなにかを超越した「すっげー」を言わせてくれないと話にならん。

その辺はちゃんとしてくれるんだろうな、エジプトよ。しっかりしてくれよ。