メガネ手帖

メガネ手帖

メガネが綴る日々の出来事、妄想、空想、よしなしごと

王子の条件

早稲田実業のエース、斎藤投手が大人気のようである。
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甲子園優勝の実力と、「かわいい」と評判のルックス、そしてなにより試合中にハンカチで汗を拭う姿が観衆の心を掴み、「ハンカチ王子」という愛称でメディアを騒がせている。

確かに、このハンカチで汗を拭う姿は新鮮だった。汗と努力の結晶である甲子園に、さわやかな風を送り込んだのは間違いない。

この演出の肝は、なんといってもやはり「ハンカチ」だろう。ただ機能性に優れるだけでなく、「上品さ」をにじませるアイテムを使用することで、彼自身に気品を漂わせる結果となった。絶妙の効果だ。

逆に言えば、「上品に見えるアイテム」を使用することで、球児たちはその汗臭いイメージを一新することができるはずだ。この手を使えば、自分だって王子となれる可能性があるのだ。たぶん来年からは、いろんなアイテムを使うピッチャーが現れると思う。

 ・ハミガキ王子
 ・リップクリーム王子
 ・ティーカップ王子

うん、どれも素晴らしく気品に溢れている。「ティーカップ王子」に至っては、気品さと優雅さを兼ね備えた完璧なピッチャーだ。ただ問題は、どうやってマウンドでさりげなくティーカップを使用するかだ。僕には全く見当がつきません。来年の甲子園に期待。

あと、「ハンカチ王子」の次は「ティッシュ王子」かな、とも思ったが「それはなんか違うな」って思った。思いました。