メガネ手帖

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メガネが綴る日々の出来事、妄想、空想、よしなしごと

ウォシュレットによって増えたうんこの量を調べてみた

友達と話していて、「ウォシュレットを使うとまたうんこがしたくなってしまい、それを繰り返して無限にうんこが出てしまう」という話が出た。

おっと、突然汚い話をして大変申し訳ありません。今日は延々とこの話をしますので、お食事中の方はご遠慮ください。興味がない方はすぐに戻るボタンを押していただいた方がよいかと思います。よろしくお願いします。

さて、ウォシュレットである。この「あるある」は使ったことがある人ならみんな体験したことがあるだろう。ということは、みんなちょっとずつ「ウォシュレットのせいで多めにうんこをしている」ということになる。そこで疑問が生まれる。その増えたうんこ、いったいどれくらいの量なのだろうか。

調べつつ推測してみよう。まず成人の1日のうんこの量はだいたい200g〜300gだそうだ。ここでは間の250gとしよう。ということは、365日で91.25kgになる。ちょっとビックリした。僕たちは1年でこんなにうんこをしているのか。考えたこともなかった。

そしてウォシュレットを使うことにより、これが少し増えている可能性がある。ここはもう完全に仮定だが、5%増えると考えてみよう。すると、91.25kg×5%で4.5625kg。なんとざっくり言って、1人につき年間約4kgのうんこがウォシュレットのせいで増産されているということになる。すごい量だ。

では日本全体ではどうだろうか。現在の日本の成人人口は約1億人である。ということは、91.25kg×1億で、約91万トン。現在の日本のGDU(Gross Domestic Unko。国内総うんこ量)は91万トンとなる。
 
ただ日本の成人が全員毎回ウォシュレットを使っているわけではない。そこでまずウォシュレットの家庭普及率を調べてみると、なんと80%という統計が出ていた。
 
しかしこれはちょっと感覚的に多い気がする。
おそらくオフィスビルや駅など、古い建物はまだウォシュレットが付いていないケースも多く、そこでうんこをする人もかなりの数いるだろう。ウォシュレットを使わないという主義の方もいる。ここはエイヤで、だいたい全うんこ回数の50%がウォシュレットを使うことがあるだろう、と仮定してみる。
 
そうするとGDUの91万トン×50%×5%なので、日本全体では22750トンのうんこがウォシュレットのせいで増産されているのだ。
 
すごい。計算してみて、その量のすごさにも驚いたのだが、それよりもこの情報の「どうでもよさ」がすごい。「ふーん」とすら思えない。なんなんだろうこの虚無感は。
 
ただ今回これを調べる中で、「成人 うんこの量 1日」で検索したところ、「成人の1日のうんこの量は200〜300gと言われているが、実際に調べてみないと納得ができないので、毎回うんこの量を実際に計測することにした」と言って、1週間のうんこの量を計測して、それを載せている人のブログを発見した。
 
世界は広い。世の中には、僕たちが考えもしないなような領域で、みんなそれぞれが何かと戦っている。僕はこのうんこを実測している人のブログを読んで、勇気をもらった気がした。
 
そんなわけねぇだろ。