メガネ手帖

メガネ手帖

メガネが綴る日々の出来事、妄想、空想、よしなしごと

直立不動戦隊

小学生くらいの男の子が、電車の中でわいわいと騒いでいる。

 「バーカバーカ!チンコマーン!!」

バカはお前だ。なんなんだチンコマンというのは。でも小学生のときは、うんことかチンコという言葉を聞いただけで笑えた。まるで魔法のような言葉だった。

それにしても、その小学生のせいで「チンコマン」というフレーズが頭から離れない。 これはまずい。電車に乗っているサラリーマンの頭の中が「チンコマンでいっぱい」というのは相当まずい状況だ。っていうか変態だ。しかし、考えてしまうものは仕方がない。

よし、ここは開き直ってチンコマンについてじっくり考えることにしよう。考え尽くせば、すっきりして忘れるかもしれない。

一体何者なんだろう、チンコマン。

たぶん戦隊もののヒーローかなんかにいるんじゃないか。とするとメンバーは全部で5人。赤チンコマン!とかそういう感じか。「ピンクチンコマン」や「黒チンコマン」なんてのもいるかも知れない。なんかどれも意味深に思えてくるな。

そうして人気が出てきたら色んなグッズになったりする。特撮ヒーローの宿命だ。チンコマンフィギュア、とか。どういうフィギュアになるのか凄く興味がある。

ちなみに、戦隊ものと言えばやっぱりソーセージだ。ニッスイから毎年、戦隊モノのソーセージが発売されている。 また、近年の戦隊ものでは主人公にイケメン俳優を起用することで、子供の親までターゲットにする傾向にある。

ということは、「イケメン俳優が表紙のチンコマンソーセージ」というものが発売される可能性がある。主婦に爆発的な人気になってしまうのではないだろうか。

ストーリーにも興味が出てくる。まだ若かったチンコマン達が、敵と戦いながら成長していく、そういう青春ドラマ的な要素を盛り込むのも面白いかもしれない。文字通り、一皮むけていくチンコマン達。